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「1/7 10月10日は世界死刑廃止デー。英国はいかなる...」の会話スレッドまとめ

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10月10日は世界死刑廃止デー。英国はいかなる状況においても死刑には反対です。この機会に、質問をいくつか取り上げ、英国が死刑に反対する理由などに答えていきます。

1/7 10月10日は世界死刑廃止デー。英国はいかなる状況においても死刑には反対です。この機会に、質問をい...

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Q1: なぜ英国は死刑に反対するのですか?

A1: 死刑は人間の尊厳を傷つけ、犯罪の抑止効果があるという決定的な証拠はありません。また誤審・冤罪が起こった場合には取り返しがつきません。だから英国は死刑に反対なのです。

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Q2: 英国はどのように死刑廃止に至ったのですか?

A2: 1950年代の冤罪事件を契機に、政府は1969年に死刑を廃止しました。当時、世論の大多数は死刑支持でした。廃止決定は、人間がエラーを起こす可能性を排除した司法制度を作る事は不可能だという事が明らかだったという背景がありました。

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Q3: 英国の人達は、死刑の復活を望んではいないのですか?

A3: 廃止後にも死刑の再導入を求める動きはありましたが、1993年以降はありません。廃止を受けて世論はどんどん変化し、ようやく2014年に死刑支持派が50%を切りました。

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Q4: 死に至る公権力の使用は死刑とどう違うのですか?

A4: まず英国の警察官はほとんど銃を携帯していません。銃器の使用は究極の最終手段であり、自己防衛や他者を守る法的な目的に沿って、国民や警察に重大なリスクがおよぶ場合に限り考慮されます。銃器の使用は人を裁く手段ではありません。

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Q5: 英国が日本の死刑に関わるのは内政干渉ではありませんか?

A5: 内政干渉の意図は全くありません。英国が他国の死刑に関わるのは、人権を普遍的なものと捉え、死刑執行を実施する国がある限り人権は確保されないと考えるからです。日本を含む他国に対して死刑廃止を引き続き求めていきます。

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Q6: 日本に何を期待しますか?

A6: 最終的には死刑の廃止です。一方、廃止に至るまでに、日本が、死刑執行の一時停止、国民的議論の喚起、死刑に替わる司法制度の構築などに向け歩み出す事も期待しています。

元々、英国と日本の死刑制度の取り扱いの違いを考慮せねばならないと思います。
英国ではブラック法で窃盗犯や紙幣偽造犯も死刑が適用となった以外に、後には5シリング以上の価値のあるものの窃盗、馬若しくは羊の窃盗、放火反逆殺人の脅迫状なども死刑の対象となっていました。

悪意の明らかな証拠のある場合は7歳から絞首刑を適用できるとされていた為、小間物商の帳簿を偽造した10歳の子供が詐欺罪で処刑された(1800年)ほか、1808年には7歳の少女を放火犯として処刑した等の濫用とも言える実態がありました。

他にも死刑宣告が教会の儀式化となっていたり、軍務につくと永久に執行猶予されるなどの扱いもあった事で死刑宣告が比較的軽く宣告されるようになり、同時にエヴァンス事件などの冤罪事件の多発が死刑廃止論を後押ししたという事情もあります。

翻って日本では元々、死刑が判決される裁判が少ない(複数の人間を殺傷する犯罪に対しても死刑が判決されない場合もある)のと、加害者への過度な人権擁護に対して被害者や被害者遺族の救済が軽微という批判もあり、責任の所在や決着などの社会的、思想的なものも絡みます。

死をもって罪を償う、というのは宗教観や歴史、文化等や思想にも密接に関連する贖罪観でもありますので、容易に答えの出る問題ではありません。
現行の日本における治安の良さや犯罪率が低いという現状がある以上、司法制度の変革を求める大きな理由がないと言えます。

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  2. gear_lord
  3. 2020/10/10 08:53:42 公開
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