「豊洲市場の魚卸売店の方に現在の...」、@tsuda さんからのスレッド
豊洲市場の魚卸売店の方に現在の豊洲の状況を聞いたら大変だった。業務用で卸していた9割の料亭や割烹などが現在休業しているため売上が立たないと。話を伺った会社も売上8割減。しかし、魚卸売は物流なので東京都から開けろと言われるが売り先がないので社員のうち3分の1ずつが交代で働いている状況。
深刻なのは豊洲移転が多くの卸売店にダメージを与えていること。築地時代は内部留保あった業者でも豊洲移転で大きく借金して移転コスト支払ったところが多く、既に借金した状態でコロナのダメージが重なったため追加融資も受けられずこのままの状況が続けばあと1~2カ月で廃業する業者が出てくると。
東京都は豊洲市場の一般見学を2月29日から中止したため、市場内の飲食店の売上もがた落ちになったが、特に補償などはしない方針(市場関係者向けに営業すればいいだろというスタンス)で、自主的に休業する飲食店も多く、GW開けもこの状況続けば廃業するところも出てくるだろうと……。
物流で開けなければいけない業者だからこそ「休業補償」の対象にならないのも大変で、卸売店が利用できるのはひと月の売上が前年同月比で50%以上減少した事業者向けの持続化給付金と雇用調整助成金のみ。「雇用調整助成金の上限は社員の給料よりも低いのでなかなか助けにもならず負担も大きい」と…。
話を聞けば聞くほど、いろいろな業種の中でもエアポケットのように大変になっており、しかも国と東京都の都合でその大変さを押しつけられているようなものでもあるから、きちんとこうした卸売業者向けの支援スキーム用意した方がいいんじゃないですかね……。