「意見交換会がさきほど終了しまし...」、@save_sounds さんからのスレッド
意見交換会がさきほど終了しました。
①これまでの行政の対応をどう感じているか(補償の範囲や規模、スピードなど)
②現状の制度について、活用されているか、使ってみてどう思ったか
③ 経営の現状や見通しなど
主にこの三点を中心に意見交換しました。

①これまでの行政の対応について
給付金の実態が見えない期間が長く、3月中に役所に行っても「分からない」と言われてしまい、先が全く見えず不安だった。
「自粛してください」の通知はすぐに来たが、補償に関する情報は個別には来ていない。制度の分かりづらさも。
②現状の制度について
持続化給付金を申請しているが、店舗の規模関係なく金額は一律給付になっている。大きなライブハウスでは、1ヶ月分の固定費も賄えないのでは。ひと口に「ライブハウス」と言っても、従業員数、規模、業態など千差万別。公平性に疑問残る。
クラウドファンディングも、実質は「売上の先取り」のようなもの。自粛が開けてお客さんが店に戻った時、そのチケットの分を店側が負担しなくてはいけない。
全国的な問題で、この状態が続けば募金や「馴染みの店にお金を使う」ということも続けられなくなっていくはず。
③ 経営の現状や見通しなどの実態
ライブバーの方。自粛要請前からガクッと客足が引いた。数ヶ月で終わるわけではないので、この状態と共存しながらの経営を模索していくことになると思う。狭い店なので距離を保つとなると3人が限界。このやり方での経営継続は厳しいものがある
総理大臣が「ナイトクラブ」「ライブバー」とあれだけ言ってしまったら、営業再開しても客は来ないんじゃないか。「看板だけはおろさない」が、いま至上命題になっている。外に働きにいくことも考えている。子供もいるし、食べて行かなきゃいけない。
「思い入れがある」と言ってくださり募金をしてくれるお客さんがいる。ありがたく受け取っているけれど、みんな欲しいものを一つ我慢して、募金をしてくれていると思う。本当にありがたいけど、長く続けられることじゃないと思う。
普通の会社だったら「もうダメ」と切られているような状況のライブハウスがほとんどだと思う。「経営」だけでやってるわけじゃない。もともと稼げる商売じゃない。人と人との繋がり、音楽を楽しむ環境があってこそ。みんなそんな思いでやってるんじゃないか。
これまで震災や自然災害のときには、自分たちは音楽の力でみんなを元気に!と思ってやってきた。日本全国のライブハウスが地域のハブになり、物資を集めたりボランティアにも奔走してきた。それなのに今、ライブハウスがバイキン扱いされてしまっていることが、本当に悔しい。
#SavetheLittleSounds
「密がダメ」という社会になっていくと思う。音楽って素敵だっていうアナウンスがテレビからあればいいなって思います。収束したら、テレビやメディアでどんどん「ライブハウスに行ってください!」と言って欲しい。一度貼られたレッテルを剥がすのに、何年かかるかわからない。
若い世代の人たちがライブハウスを敬遠するようになるのは本当に悲しい。回復につながる何かを、報道でもなんでもいいから、あったらと思います。
最後に責任取るのは自分だと重々分かっているけれど、助けてくださいと言いたい。
自分でやれることはもうすでにやり尽くしてきている。その人たちがこうした声を上げている異常事態。「その先にどんな世の中を作りたいのか」をメディアも考えて報道して欲しい。生き延びたあとに、焼け野原のような街しか残っていなかったら、人間はどうやって生きて行くのか。
#SavetheLittleSounds
みんなが、また歌いたくなり踊りたくなる時が必ず来る。その時に、メディアの皆さんにもお手伝いして欲しいと思います。