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「京の事業仕分けの議事録を改めて...」、@ohnuki_tsuyoshi さんからのスレッド

京の事業仕分けの議事録を改めて読み直したが、やはりこの件に関しては蓮舫氏が正しい。氏の発言を要約するとこうだ。

「世界一のスパコンが絶対に必要だと説明しているが、開発は混乱しているし、同時期にアメリカのスパコンも計画されている。2位になった場合、この計画の意義はなくなるのか。2位になった場合の、税金の使い途としてのリスクヘッジはどうなるのか」

つまり、このままでは2位になりそうだけど、2位になった場合の事業の価値について全然説明してない。「だったら、計画を一旦止めて、1位になれる計画に仕切り直すべきじゃないのか。それとも2位でも続ける価値があるのか」といくら聞いても、文科省は具体的に答えてない。

蓮舫「で、アメリカに負けたらどうするんですか」
文科省「がんばります」
体育会系かよと。

蓮舫「で、アメリカに負けたらどうするんですか」 文科省「がんばります」 体育会系かよと。

このあと、蓮舫氏は「世界一を取ることと、スパコンの研究をすることと、どちらが重要なのか」と質問して、文科省から「研究です」という回答を引き出してる。つまり「たとえ2位でも続ける必要がある」と答えを出してる。

で、せっかく「2位になるかもしれなくても、計画を続ける意義はある」という方向に話を進めてるのに、また文科省は「でも、1位じゃないとダメなんです」と話を戻してしまう。

ちなみに、散々使われてる「2位じゃダメなんですか」の前後はこう。「世界一のスパコンで国民に夢を与えたいってのは否定しないけど、現にアメリカに遅れてるでしょう。2位じゃダメなんですか」と。で、理研が「世界一でないと」と答えたので「さっきからそれしか答えてない」と怒られてる。

理研は一貫して「科学は世界一でないとダメなんです」とだけ言っていて、仕分け側は「でも2位になりそうなんでしょう、その場合どうなるんですか」と質問するという禅問答になってる。で、仕分け後に「科学は世界一でないとダメなんです」と記者会見したわけで、理研はずっと一貫してる。

つまり、この事業仕分けは「世界一になれなかった場合、税金は無駄になるのか」という質問に対して、理研も文科省も「がんばります」としか答えなかったので「一旦止めて仕切り直し」という結論になってる。

つまるところ、この事業仕分けで文科省が言うべきだったのは「たとえ結果的に2位になったとしても、世界トップクラスのスパコンは我が国に絶対に必要だし、世界一を目指した開発自体にも意義がある」という説明だったのに、「世界一にならないとダメなんです」という説明に固執してしまった。

「世界」を宇宙に拡げることを仕事にしたいと考える自営業者。主な仕事は科学ライター。主な趣味はパラグライダー。フォローしていない方のmention通知は切っているので気付かないことがあります。お仕事に関する依頼・お問い合わせは contact@下記URLのドメイン のメールへお願いします。アイコンは自撮り(FaceApp

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  2. 大貫剛
  3. 2020/06/24 04:54:29 公開
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