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「コロナについて第二波とかの用語...」、@sunasaji さんからのスレッド

コロナについて第二波とかの用語を、明確かつ客観的な数値根拠なく使ってしまう人は、感染症の専門家らしくないよなあと思っている。たぶん実際は第一波も終わってないよね。オーバーシュートとか、欧州由来の感染拡大とか、CTで効率的に検査できた説とかもそう。

あと日本独自の「さかのぼりクラスター対策」も、どこでもやってる話で何を寝ぼけた事を言ってるのかという感想しかない。中国でも複数の感染者が同じレストランで食事してたとか、韓国でも多くの患者が同じ宗教イベントに参加してたとか、過去の行動を辿って見つかっている。mhlw.go.jp/content/109000…

あと日本独自の「さかのぼりクラスター対策」も、どこでもやってる話で何を寝ぼけた事を言ってるのかとい...

考えてみればわかることだけど、見つかった感染者の接触者調査をやるとして、過去を遡らずに調査することは不可能だ。過去を遡れば共通の場所や人が見つかる。それが疫学的調査であって、共通点を探って追跡するのを日本だけでやっているはずがない。日本は遡っててスゲーと思うのはやばいと思う。

日本でのさかのぼり調査を強調したかった理由はわからなくもない。調査員が少ないから前向きに調査対象を増やすと対象者が膨大になりすぎるから、どちらかといえば調査対象が減る、後ろ向きの調査を優先せざるを得なかった。それに注力したことを正当化したかったので、こういう表現になったのだろう。

ちなみに日本のクラスター対策の弱点は、人員がごく限られていて、おまけに専門知識が要るからすぐには増やせず、感染者が増えれば増えるほど回らなくなるため、拡散の早い感染症にはそもそも太刀打ちできないところにある。つまり、感染者数を少なく抑えることが、成功させるための前提条件になる。

日本のコロナ対策の頼みの綱のクラスター対策は、めっちゃ細い綱だったのである。だからクラスターに頼れば検査しなくて良いなんて話は、そもそも成り立つはずがなく、クラスター調査をできるだけ少なく済ませるためにも、早期発見・早期隔離は絶対条件だったと言える。それは、今でも変わっていない。

接触者は、時間が経てば経つほどネズミ算式に増えていく。そして無症状者が多いので有症者だけ追ってもリンクが途切れて追えなくなる。5月末までは無症状の濃厚接触者はPCR検査しなかったため、見逃された例は孤発例としてやはり感染連鎖は続いていたことになる。検査なしで連鎖が絶てなかった理由だ。

日本で重症者に検査を絞る方針は、感染者がネズミ算式に増えに増えた後で、残念ながら重症になってしまった人が出た後でようやく、その膨大なネットワークを探そうとし始める行為に他ならない。当然、接触者調査は膨大になるし、共通点も見つけることが困難になり、経路不明が増えてしまうことになる。

どう見ても、調査の上で最もボトルネックになりやすいのは、調査員の人手になる。ここをどう守り、負荷を減らすかが、調査を破綻させないために重要な点になる。一方で、PCR検査についてはセンタをつくるとか民間を使うなどの対策が可能で、調査員を増やすよりは、ずっとボリュームを増やしやすい。

検査を絞ると見逃しがネズミ算で増える。そうするとそれに比例して重症者や死亡者も増え続けていく。一方で、検査するとネズミ算が起きる前に陽性者を見つけて、調査対象も少なく抑えられることになる。これだけを見ても、検査を絞るメリットはほとんどなく、検査の利点は大きいと言えることになる。

感染症対策の基本は検査・追跡・隔離・検疫です。
新規感染は10日で2,4,8,16,32,64,128,256,512と増えます。重症者・死亡者も比例します。
医療資源はこうは増やせないので逼迫します。
感染連鎖を断つには行動規制か検査隔離が有効で後者が安価です。
追跡班の人手はすぐ増えないので早期徹底検査が必須です。

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  2. suna
  3. 2020/06/30 18:22:38 公開
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