シェア

「田舎に行けば金がかからない、現...」、@oxomckoe さんからのスレッド

田舎に行けば金がかからない、現在の通信技術ならいくらでも仕事ができる、Netflixがあるから娯楽も大丈夫とか何周遅れの議論かと思う。まず田舎は金がかかる。インターネットでうまる地域間格差ならとっくの昔に東京への人口集中はなくなっている、何より凡人が仕事できるのは人間関係。これが重要→

東京で人間関係築いたことで仕事してきた人は、田舎でも同様の人間関係の構築が必要なこと、そしてそれがどれほど大変かわかっていない。「嫌なら別の人」とはいかないのですよ。まずもってその少ない人々と人間関係築き維持できるコミュ力がないと、本当に死ぬんですよ。

僕は人口5000人代の田舎に9年住んでましたが、まあ店の品物が粗悪で高かった。なぜか。市場が機能していないからです。じゃあ田舎の人は粗悪で高い物を食べているか。そんなことはない。新鮮で美味いものを場合によってはタダで食べている。もらえるんですよ共同体から。その共同体に入るのが難しい。

まず地元の人と結婚して子供を作らなければならない。ここがスタートです。これが始まりです。これをやらずに、美味いもの食べようと思えば、莫大な金がかかります。だから、地方分散など簡単に言って欲しくないのです。

時々、アーティストとか評論家でニューヨークとかパリを拠点にしている人いらっしゃいますよね。あれおかしいんだけど、彼ら彼女らの主な仕事場は日本なんですよね。なぜニューヨークやパリの芸能界や論壇で活躍していないの?つまり、「ごっこ」止まりなのです。著名人の田舎暮らしもこれです。

ライフスタイルは自由ですから好きにすれば良い。しかしそれを大きな規模で奨励してはいけない。ママゴトなんだから、個人レベルでしかできないのですよ。もっと現実的にものを考えましょう。

田舎は厳しいですよ。私、町内会の区長やってて会議にも参加してたのですが、町内会幹部の中ではまず僕が桁外れに若い。それである高齢女性から「先生、奥様は?」と当然聞かれますよね。私は「独り者です」と返答します。すると、「先生、いくつ?」と聞かれます。それで「44歳です(当時)」と返答。

すると、私が受けた返答何だったと思います?東京の人の感覚だと「まだまだ大丈夫ですよ、良い人紹介しましょうか」をイメージしませんか。甘いです。私はっきり言われました。「あー、じゃあもうダメだね」です。厳しいでしょう?もう共同体には入れないのです。

長万部町最大の町内会富野会の第4区区長、長万部町ゴミ廃棄物原料推進審議会会長という、二級市民としては私は極官を極めたのです。町立文化センターでアメリカ史を老人相手に講じた博士の学位を持つ有識者です。その私にして正式な市民権は与えられなかったのです。だから生活費がとにかく高かった。

市場が機能していないので、共同体のメンバーになれないと、生活費がかかるのです。ガス代とか凄かったです。実は安い灯油ストーブの設置は可能だったのです。でも業者が極めて少ない。そのアクセス方法が分からないのです。誰も教えてくれないからです。よそ者だから。ガス代とか月3万円でした。

私が長く不思議に思っていたことがありました。アメリカとの戦争で確かに一定の人々は疎開しましたが、それでも東京の人の圧倒多数は東京に住み続けていました。東京大空襲の最中でもです。なぜなんだろうと。それはですね、田舎の社会が意地悪だから東京の人間は東京に住むよりほかなかったからです。

第二次世界大戦で日本は焦土と化したとか言われますが、日本全体の面積の何割くらいが焼け野原になったかご存知でしょうか。3割です。3割は確かに大きいです。人体の3割が欠損したら大抵死にます。しかし7割は無傷だったことは小さな話ではありません。田舎の人は食うに困らなかったのです。

戦後の東京の復興の早さに私は慄然とします。「お前らそんなに田舎が嫌だったのか」と。そんなに田舎が嫌な人たちが不景気だとかコロナだとかで分散するわけがないのです。私がひたすら田舎をdisり続けているように誤解されている方もいるかもしれませんが、私がdisってるのは東京人のエゴです。

戦争中は卑屈に農村に食材を恵んでもらいに行っていた東京の人々は、戦争が終わると瞬く間に東京に戻り、これでもかというくらいの東京中心の日本を作りました。呪われて当然なのですよ。

いずれにせよ、ほうほうのテイで田舎から東京に私は出てきました。大学院まで行っちゃったので、ソフトウェアが都会仕様だったからです。ところがようやく見つけた安息の地がコロナでしょう。マジでチクショーなのですよ。私の苛立ちは更年期ではなく、もっと根源的かつ理論的なものなのです。

アメリカ合衆国建国史研究を一生やっていくのではないかと思います。リツイートさせて頂く場合、基本的に賛意、こういう意見もあるなどポジティヴな動機によります。晒し上げはしません。2017年まで北海道にいました。稚内18年、長万部9年。それ以外は札幌(予備校と北大)です。飲酒時に書いたツイートは翌日恥じて消すことがあります。

  1. トップ
  2. オッカム
  3. 2020/07/10 22:27:46 公開
シェア

「すまとめ」はTwitterの長文スレッド(長文スレ)・連続ツイート(連ツイ)を1つの記事にキレイにまとめるサービスです。長文スレの最後に、「@matomesu まとめて」とコメントを付けるだけで、まとめ記事がこのように作成されます。

おすすめスレ