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「「おかねのけいさんできません」...」、@kurage313book さんからのスレッド

「おかねのけいさんできません」男性自殺 障害の記載「自治会が強要」 - 毎日新聞  記事を読む限りでは自治会役員は「なぜ『配慮』をしてやったのに自殺するのか?」という心境なんじゃないかな、と察します。悪意じゃなくて素直な善意からきたものなんじゃないかなぁ、と。

「おかねのけいさんできません」男性自殺 障害の記載「自治会が強要」

「おかねのけいさんできません」男性自殺 障害の記載「自治会が強要」

 知的・精神障害がある男性(当時36歳)が自治会の役員らに障害者であることを記した書面を書くよう強要され、自殺したとして、男性の両親が自治会と役員らに計2500万円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。両親によると、男性は「おかねのけいさんはできません」などと障害の影響についても詳しく書かされ、他

mainichi.jp

自治会側は男性を「特別扱いしない」のではなく、「特別扱いするための手法として障害についてできることできないことを書いてみんなに理解してもらおう」という「善意の行動」だと考えて障害を書いてもらったんじゃないかな、と思うのですよ。

もしかしたら「いい機会だからみんなで男性のことを知ってみんなで手伝ってあげよう」という考えだったかもしれませんねぇ(これは完全な推測)でもまぁ、男性からすれば「障害があることを知られる」というのはとても苦痛だったというのは間違いのないところでしょうね。

私は自分が障害者であること、どのような問題があってどうしてほしいか、ということをガンガン自分からネタにしていくスタイルをとっていますが、私は変態なので、「障害があることを知られずに生きていきたい」というのが普通の心境かと思います。

自治会側が「男性の障害を皆に知らせよう」という意図は色々考えられるのですが、それが善意であれ悪意であれ「人間だから恥ずかしがりもすれば苦悩もするし悲しみもする」ということが「障害者」というラベリングしたときに抜け落ちたのかもしれませんね。

知的障害者や精神障害者はその大半は私達がその言葉から連想するよりも遥かに「普通」ですし、見た目や行動で必ずしも判断できるわけでもないです。そういう方が「障害があると知られずに生きたい」というのは全く自然なことと思われます。

そういう「障害を知られずにすむ日常」が壊れる、というのは男性にとってとても大きな恐怖だったのかもしれません。自治会側の「過ち」は、それが善意であれどうである「障害があることをむやみに根掘り葉掘りし広めようとしたこと」に尽きるかと思います。

最初のツイートで自治会側は「なぜ『配慮』をしてやったのに自殺するのか?」と思っているかもしれない、と書きましたが、どんな『配慮』であれ一方的なものになるとすれ違いが起きやすくなる、ということですね。今回はその最悪のケースなのかなぁ、と。

一連のツイートは推測に推測を重ねたものですし詳細は裁判で明らかになるものと思います。ただ、「障害を告知すること」はもしかしたら善意からきたものかもしれないけど、その手法は明らかに誤っていたことだった、ということなんですね。

ここで「なぜ間ったのか?」という疑問が湧いてくるのですが、「(障害に限らず)他人の属性を話すことが失礼だというプライベート意識の欠如」とか「障害者だからこっちの言うことに従うべき」という傲慢さとか、色んな要素があるんでしょうね。

こういうニュースに触れるとどうしても自治会側が「悪い人だ」と受け止めてしまいがちですが、善人悪人の軸から一度おいておいて「なぜこういう過ちが起きたのだろうか」ということを考えて、それが正解かどうか関係なく、自分の行動を修正していくのが大事なのではないかなー、と。

というところで仕事戻ります。

障害のことや社会のことを穴の空いた靴下を履きながら書いたりしています。人工内耳着用の聴覚障害者で追加属性がADHDの割としんどい人間。本業は会社員(「サニーバンク」sunnybank.jp)。趣味と実益を兼ねて書き物をしています。代表作は「ボクの彼女は発達障害」(amzn.to/3qa1ARJ

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  2. くらげ@ものをかく37歳児
  3. 2020/07/31 17:33:03 公開
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