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「「あなたが痛いというなら、私も...」、@isa_kent さんからのスレッド

「あなたが痛いというなら、私も痛くなればいいんでしょ!」系の逆ギレは「相手の痛みを自分の痛みで相殺することはできない」ということが理解できてないんだと思う。自他境界の溶けてる人は、これがほんとに分からないみたいで、だから結果的に痛みを撒き散らしてしまうことになるんだろうな。

「傷付いて見せることで自分を守る」というのは、なんさんも言ってるけど、本当に依存度が高くなりがちなんですよね。塾の生徒にも何人もいる。勉強していてすぐに「分からない」というのも、ある種の「傷付きガード」だし。でも、それを続けてると、いつまでも「自分の本当の気持ち」を把握できない。

僕は「理想の自分」と「現実の自分」の乖離が大きくなるほど、人は「傷付きガード」を使ってしまう傾向にあるんじゃないかという仮説を持っていて、それはつまり「現実に向き合うことを拒絶したい」ということなんだと思うんですよね。現実の自分から目を背けたいから、常に極端な反応をしてしまう。

「傷付きガード」によって、現実の自分から目を背けてばかりいると、当然のことながら理想の自分との乖離にはますます拍車がかかる。乖離するから、またさらに傷付きガードを使う頻度が増す。傷付きの度合いも派手になるから、だんだん周囲も腫れ物に触るような態度になり、ついに抜け出せなくなる。

ここまでくると、立派な傷付きガード依存の出来上がりです。自分の理想は人一倍高いのに、そこに向かう現実的な助言や行動は「傷付きガード」によって拒絶する。理想の自分だけを見てくれて、自分を傷付けることなく理想の自分にしてくれるひとをただただ待ち続けるようになる。そんな人はいないのに。

「傷付きガード」は、ある種の「他者依存」なんです。傷付けばいつか誰かがそんな自分を救ってくれるという夢想に過ぎない。傷付きガード依存になると、現実の自分を変えてそこから自分で抜け出すという発想ができなくなる。そんなことをしたら、自分が「理想の自分」じゃないと認めることになるから。

だから、自他境界がさらに溶ける。自分から目を背け続けているのだから当然です。一方で「理想の自分を理解できない愚者」だと蔑みながら、もう一方で「傷付く自分の救世主」を求める。そこに、本当の意味での他者など存在しなくなる。全てが自分を中心にした世界の完成です。

世界は自分を中心に回っているのに、当の本人は自分で変わることができない。それはきっと世界が歪に見えることでしょう。毎日、引き裂かれるような「傷付き」を感じているでしょう。でもね「あなたの傷はあなたのもの」なんだ。そこから始めないと、何一つ始まらないんですよ。

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  3. 2020/08/14 21:07:57 公開
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