「竹中平蔵が目指す形のベーシック...」、@hataraku_Arai さんからのスレッド
竹中平蔵が目指す形のベーシックインカムが実現したらどうなるかですけど、19世紀のイギリスで貧乏人の給料を政府が補填する救貧法が出来たときに、どうせ補填されるからと給料を限界まで下げる事業主が続出した故事が参考になると思いますのだ
ちなみに当時は最低賃金がありませんのだ。賃金裁定を導入しようとしたら、竹中平蔵みたいな連中に潰されて代わりに政府負担で補填する制度になったのだ。事業主は自分の懐を痛めたくなかったのだ
repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstre…
しかも、この救貧法は一部実施しかされてないのだ。旧救貧法(スピーナムランド制度)への批判は、より抑制的な新救貧法を作るために展開されたという背景にも注意が必要なのだ。今の日本以上に貧乏人を甘やかすなという自己責任論が強かった時代なのだ
repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstre…
竹中平蔵みたいな新自由主義者は、福祉国家を解体して市場に任せた効率的だと主張しているのだ。ここで勘違いしてはいけないのは効率的とは資本家派が富を増やす効率がいいとう意味に過ぎないことなのだ。彼らの目指す自由な時代が、一般民衆にとって過酷なものだったことが歴史には記されているのだ
なおイギリスは「最低賃金無くすと雇用が増えるよ」という新自由主義者の口車に乗って1993年に最低賃を廃止したことがあるのだ。サッチャリズムだね。これが大失敗で賃金減っただけで雇用が増えなかったのだ。結局1999年にまた最低賃金を制定したのでした