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「仕事などのため、複数の新聞を読...」、@IIMA_Hiroaki さんからのスレッド

仕事などのため、複数の新聞を読む機会が多くなりました。ネットで読めない記事を読み比べると、今さらながら論調の違いがよく分かります。読み比べの必要性は昔から言われるけど、このネット時代、私を含めて常に実践している人は少ないのではないか。比較検討の力を養うためにはお勧めです。〔続く〕

SNSの言論がエコーチェンバー化(同じ考えの人だけで盛り上がる)しているのは確かだと思う。公平な見方をするためには、両方の言論を均等に読めばいいのだけど、どちらの陣営もことばが暴力的で読むに堪えない部分がある。むしろ、論調の違う複数の新聞を読むほうが精神衛生上はいいです。〔続く〕

SNSやブログで、多くの論者は、問題A・B・C・D……についての主張が、まるで相談したようにきれいに一致する。不思議です。党議拘束がかかっているわけではないのだから、「この問題については是とするが、この問題については非とする」みたいな自由な考え方があっていいと思うのですが。〔続く〕

自分の主張に説得力を持たせようと思ったら、なおさら、対立する側の主張を理解し、「なるほど、そうとも考えられるな」というところまで一度近づく必要がある。その上で、「その考えは分かるが、これこれの点に決定的な穴があり、やはりこちらの主張に分がある」とやれば議論の体をなします。〔続く〕

Aという人気商品に対抗し、新規参入の会社がBという新商品を作ったとする。その際、「Aはダメダメ。Bを買って!」という宣伝方法もあるが、これではAのファンを取り込めない。「Aもいいけど、Bには独自のこんな特長がある」とやれば、Aのファンも集まってくる。議論の方法も同様でしょう。〔続く〕

私は自分の携わる辞書以外の辞書に、非常な対抗心を持っている者ですが、ツイッターで「『○○国語辞典』はダメダメ」とは一言も言わないと思う(疑問点があれば指摘しますが)。「他の辞書も素晴らしい、でも私たちの辞書もけっこういいですよ」これが基本線です。どうも話が逸れて終わりましたね。

1967年10月21日、香川県高松市生まれ。国語辞典編纂者。『三省堂国語辞典』編集委員。近著は『知っておくと役立つ 街の変な日本語』(朝日新書)、『日本語をつかまえろ!』(毎日新聞出版)、『つまずきやすい日本語』(NHK出版)、『ことばハンター』(ポプラ社・児童書)など。『四字熟語を知る辞典』(小学館)も枕元にどうぞ。

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  2. 飯間浩明
  3. 2020/10/14 11:19:27 公開
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