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「アメリカの1月6日にいったい何が...」、@PostxMakoto さんからのスレッド

アメリカの1月6日にいったい何が起きるのか、諸説が錯綜していて私にはさっぱりわかりませんが、何しろアメリカ憲法自体は江戸時代に作られたもので、そこから基本的に変わってないですから、その解釈を巡っては諸説錯綜するのは当然。アメリカ憲法の特殊事情

対訳アメリカ合衆国憲法

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ただアメリカの憲法思想の中核として、『ザ・フェデラリスト』以来の直接民主主義不信、間接民主主義優位の志向があることは間違いない。間接民主主義優位の伝統の先輩国イギリスは、伝統を忘れたか一回の国民投票だけでEU離脱を決めてしまった。

ザ・フェデラリスト (岩波文庫)

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余談ながらこのAmazonの価格はなんなんだろうね(^-^;日本の再販売価格の法を軽く無視してるね(^-^;
honkoのこちらのほうが安くていいかもね

ザ・フェデラリスト

ザ・フェデラリスト (岩波文庫)/A.ハミルトン/J.ジェイ/J.マディソン/斎藤 真/中野 勝郎(文庫:岩波文庫)の最

honto.jp

イギリスに比べれば、他国から見て複雑すぎることやってるように見えても、アメリカはまだ「間接民主主義重視」の良き伝統を保持してるといっていいかもです。
ちなみに日本国憲法も英文の書き出しは「We,the Japanese people」で、アメリカ憲法が下敷きです。「正当に選挙された国民代表」といってる

トランプの強行突破路線は、いわばネオフェデラリズムというかフェデラリズム原理主義というかでしょうか。
フェデラリズムといえば、一番過激な理解は中川八洋先生の下の書です。これはある種天才的な法の支配の理解とどうしようもない極右の憲法改正案が同居している。

国民の憲法改正―祖先の叡智日本の魂

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リンウッド弁護士の激熱すぎる演説とか、中川先生の本とかに対する解毒剤として、ブルース・アッカマン『アメリカ憲法理論史: その基底にあるもの』をお薦めします。アッカマンはアメリカの法思想史の泰斗です。
ようやく2020年に翻訳が出ました

アメリカ憲法理論史: その基底にあるもの

アメリカ憲法理論史: その基底にあるもの

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同書ではアメリカ憲法が200年以上同じというのは一種の神話であって、憲法レジームは歴史的に3回変わっているといっています。現在はニューディール以後の第3期。それに対する批判としてネオフェデラリズムが出てきている。トランプもこの潮流です。アッカマンはそれに対する批判も展開しています。

アッカマンの翻訳には『熟議の日: 普通の市民が主権者になるために』というのも出ています。未読ですが訳者は憲法、原発、等の日本の重要問題の決定にあたっても参考になるといっておられます。

熟議の日: 普通の市民が主権者になるために

熟議の日: 普通の市民が主権者になるために

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自称エコノミスト。
経済問題、経済学、地球温暖化問題、新エネルギーに関心あり。
軽症ADHD持ち。
公称50代男性非正規社員(20代女性説、その両方説あり)
noteはこちら note.com/postxmakoto

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  3. 2021/01/01 13:24:40 公開
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