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「神奈川も東京も積極的疫学調査の...」、@sunasaji さんからのスレッド

神奈川も東京も積極的疫学調査の対象を絞ると言い出した。遅きに失したがクラスター対策の敗北宣言と見てよいだろう。そもそも日本のクラスター調査は人員が限られていることは当初から専門家も言っていたのに、それに頼って「効率的な」検査を目指したのが敗北の原因だった。

感染者調査の対象見直しへ 東京都、重症化リスクに応じ

感染者調査の対象見直しへ 東京都、重症化リスクに応じ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都は10日、感染者の感染経路や濃厚接触者を調査する「積極的疫学調査」の対象を、重症化リスクの高い高齢者などが多数いる場所に絞る方針を固めた。都内では感染者が急

nikkei.com

そもそもの話として、収束に成功している国は、漏れなく陽性率1%以下の低陽性率を維持し続けている。検査抑制論者たちはしばしば、CTスキャンなどで「効率良く」感染者を見つけて検査のリソースを守るのが重要だ、等と言っていたが、それで成功できてる国は無いということだ。

更に言うなら新型コロナクラスター対策専門家自身が、2020年4月に、感染者の8割が2次感染者数が1人以下と言っている。この時点でクラスターを追っても感染者を発見できる効率は低いと言ってたわけだ。それなのに日本はクラスター対策で効率的に検査するという神話が生まれた。

人員も足りず、陽性者発見の効率も低く、そもそも成功の可能性が低かったクラスター対策を勝手に頼みの綱にした挙句、それもぷっつり切れたのが今の状況である。それならそれで有症者や心当たりのある人への検査は拡充すべきで、隔離施設が碌に無いとしても感染者が見つからなくて良い事にはならない。

ちなみに、クラスター追跡も威力を発揮する場合がある。それは、中国や台湾やニュージーランドのように「感染者が少ない時に」「徹底して接触者を追える」場合だ。日本は早期からそれが維持できなくなっていたことは経路不明率からわかるし、低かった時期にも徹底しなかった。

たとえるなら日本は少人数で1本釣りをして、たまに見つかる魚群を効率的に探そうとした。しかし収束を維持できている国は、多少非効率に見えたとしても、地引網を引き回して、わずかな魚を拾いつづける努力を続けることにした。なぜなら見逃せば手に負えないほど増加が加速していく相手だったからだ。

残念ながら、日本は碌に網を広げない選択をした挙句、見逃した感染者は医療機関の手に負えないほど増えてしまった。重症者や高齢者に対象を絞ると言っているが、これは本質的な解決にならない。なぜなら退院者より早く入院者が増えることがベッドが埋まる理由だから、入院が増える限り同じだからだ。

これがわかれば、民間病院を巻き込むとか強制的に入院させるとか検査を絞る等が医療崩壊抑止にあまり役に立たないこともわかる。結局、「感染拡大の速度」を落とす以外の根本対策手段は無いわけだ。そのための手段として、検査して感染拡大を防ぐ方法と、検査せずに感染拡大を防ぐ方法の2つがある。

そして、検査して感染拡大を防ぐ方が一般に効率が良くなる。なぜなら感染は感染者と非感染者の接触で広がるので、「検査で感染者と非感染者を区別できるほど」効率が上がるからだ。確かに検査は完全ではないが、検査しない方が良いことにはなり得ない。検査を避けていれば無差別な大規模自粛になる。

だから、この期に及んで「基本は手洗いマスク三密回避、やることはかわらない」等という戯言に付き合っている暇はない。それは当然やるべきで、それだけでは収まらなかったのが医療崩壊に至った原因だからである。更に、英国や南アフリカの変異株も入ってくる。強力な緊急事態と検査拡充は不可避だ。

感染症対策の基本は検査・追跡・隔離・検疫です。
新規感染は10日で2,4,8,16,32,64,128,256,512と増えます。重症者・死亡者も比例します。
医療資源はこうは増やせないので逼迫します。
感染連鎖を断つには行動規制か検査隔離が有効で後者が安価です。
追跡班の人手はすぐ増えないので早期徹底検査が必須です。

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  2. suna
  3. 2021/01/11 02:45:21 公開
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