「社会には男女分業の濃い部分と、...」、@satetu4401 さんからのスレッド
社会には男女分業の濃い部分と、薄い部分があって、事務仕事はもちろん、意外と力仕事でも男女分業は薄いんです
男女の力の差って1~2割しかないんで、1~2割差だったら別に女でもええやんけ、という事になりがち、男が力仕事を引き受けるようになったのは実は意外と近代なんです
男女分業が進むのは主に「仕事中に不定形な声掛けや交渉が必要な仕事」で、例えば軍隊、海の仕事、狩り、建築、商業分野などですね
逆に農業・畜産・工場勤務など、一人で決まった仕事をやるタイプは力仕事や機械仕事であっても女性は普通にやれます
つまり男性は狩猟の延長線上にある「手を動かしながら声をかけあい、その声に従って方針を変えて行く」のが得意なんです
「右へ行ったぞ!」の声が聞こえたら「じゃあ自分は大きく回り込んで正面を塞ごう」とか「自分は仲間を信じてこのまま後ろから追いかけよう」みたいな判断を個々がやるのが得意
これが女性の場合は「〇〇さんは右へ回り込んで逃げ道を塞いでください」くらい指示しないと通らない
俺が自前の統計データと合わせて色々調べた男女の能力差で、迷信ではないと言えるのはこの部分ですね。女性は力仕事も機械仕事も苦手ではないけど、コミュ力に欠ける
ゲームでも女性ゲーマーはVC無しの射撃精度がものを言うゲームだとすげー強い。女性の方が射撃精度高いし、うっかり死が少ない
逆にLOLやバトロワみたいな「チームワークが重要」「ランダム性が大きい」ゲームだと男性の成績がかなり伸びる
男はチームワーク、女は単独作業って所だな
そういう意味ではフィクションが作った男性像・女性像ってのは大きな誤りがある
男は別に強くないし実務能力に長けるわけではない。一流レストランの料理長が、栗を剥く速度で産地のパートのおばちゃんに3倍差を付けられて「相当自信があったのでショックでしたね」とか言ってたしな
けど彼は現地まで足を運んで栗を仕入れる能力、大勢の部下を上手い事動かす能力、などの内外に向ける高いコミュニケーション能力で人間や物流をまとめあげ、客が好き勝手に注文する不特定多数の料理を提供できるわけです
手は遅いけど、コミュニケートに長ける。これが現実の男性の姿
のフィクション像で間違っているのは、口下手な男性を上手く誘導する女性みたいなやつですね
女性は基本的にコミュニケーション能力に欠けるので、相手を思い通りに動かすのが根本的に下手糞です。とにかく人の何倍も働いて実力を示し、実力で黙らせるような方法しか取れない事が多いですね
一方で、女性は行動の精度が非常に高いので、工業機械を使うときも女性は非常に事故が少なく、機械も丁寧に使うので、工場では女性の方が活躍できます
工業社会って女性が超有利な社会なんですけど、フィクションの戦闘ロボのイメージで女性は工業を避けるんですよね
つまり、いま社会で性差別が問題になっているのは「性差別の根拠になっている性のイメージが間違っている」のが原因なんです
例えるなら腹痛に対して歯を抜いて治療しようとしてるようなもの。問題は治療じゃなくて「歯が腹痛の原因だと思ってること」なわけよ、それを「治療反対!」って言ってる