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「今日はマレーシアの貧富の差の問...」、@Malaysiachansan さんからのスレッド

今日はマレーシアの貧富の差の問題について書きたいと思います。この事は私がずっと感じてきた事なのですが、今回改めて文字に起こさせて頂きました。長文ご容赦頂ければ幸いです(1/12)

マレーシアは日本人がロングステイを希望する国のランキングで14年連続1位となっています。また良くテレビなどでは、「日本の1/3の物価で生活する事ができる」とも報道されます。確かにマレーシアは移住国として人気があり、近年物価は上がっているとはいえ日本の1/2〜1/3で生活できます(2/12)

実際にローカルの食堂に行けば、一食300円程度で食事が食べられますし、クアラルンプールの都心部でも、家賃7,8万円程度でプール・ジム付きで24時間セキュリティの付いた広い部屋のコンドミニアムに住む事ができるでしょう(3/12)

でも少し考えて頂きたいのです。なぜそんなに物価が安いのでしょうか?普通に考えて物価が安いのには理由があるはずです。これは何なのでしょうか?その最大の要因は人件費です。特に超低賃金で社会を支える外国人労働者の存在無くして、マレーシアの物価を語る事はできません(4/12)

例えばローカルのレストランでは、ミャンマーやベトナムからの外国人労働者が大勢働いています。またコンドミニアムの建設現場では、バングラデシュやパキスタンからの労働者が大勢います。彼らの多くがかなり厳しい環境で働いています(5/12)

彼らの平均月給は3万円程度で、多くの場合週7日休みなく、一日12時間以上働いています。また住居は共同宿舎で、20人以上が一つの家に住んでいる場合も少なくありません。マレーシアのサービス業や建設業を下支えしているのは、こういった超低賃金で働く外国人労働者なのです(6/12)

言い換えるなら、彼らの超低賃金がマレーシアの物価安を支えています。一方日本でマレーシアについて報道する時、この事実に着目される事はまずありません。「マレーシアは物価が安くて住みやすい!!」、これは確かに事実です。しかし「なぜ物価が安いのか?」という背景は無視されるのです(7/12)

またマレーシアに移住してくる日本人ですら、この様な現実を移住して来るまで知らなかったという人が少なからずいます。彼らは多かれ少なかれ下見をしているはずですが、こういった都合の悪い部分には目が行かないものなのかもしれません(8/12)

この点で多くのマレーシア在住の日本人にとっては、こういった外国人労働者と緊密に接する機会は余り無いかもしれません。一方私はこちらで会社を経営している事もあり、彼らと密な接点があり、友人も多くいます。彼らは勤勉に働き、このマレーシア経済を確かに支えてくれています(9/12)

こういった貧富の差の問題を解決する事は極めて難しいと思います。しかしそういった事実がある事を伝える事はできるはずです。しかし日本の報道でこういった点が全く扱われないのは、大変残念な事だと感じています(10/12)

結論ですが、マスコミ、そして何よりも私達移住者は「マレーシアは最高です」と伝えるだけでは不十分だと感じています。勿論私も最高だと思っています。しかし一方で超低賃金の外国人労働者の様な極めて深刻な問題をこの国は抱えています(11/12)

私達は問題を解決する事はできなくても、問題がある事を伝えていく事はできます。そして問題を知る事こそ、問題解決の第一歩だと考えます。この点でこれらを伝えて行くのは、マスコミ、そして私達移住者の務めなのではないかと私は考えています。長文お付き合い頂きありがとうございました(12/12)

香港・マレーシアでコンテナリース会社を経営。マレーシア在住。コロナ前は世界の港へ出張し、年50回国際線搭乗、シンガポール航空PPS最上級会員。しかし贅沢を忌避し、田舎で清貧に暮らす変わり者。体型はモデル、頭髪はハゲの40代前半。政治的には完全中立。極端な方はブロックします。仕事の詳細はnoteをご覧頂ければ幸いです。

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  2. ちゃん社長
  3. 2021/01/26 22:44:51 公開
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