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「私が潰れるまで働いてた頃、男性...」、@ciotan さんからのスレッド

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2021/02/11 16:46:29 公開

私が潰れるまで働いてた頃、男性の上司達は潰れなくて、「これは男女の体力差か…?もしくは私が貧弱…?私のせいで仕事が…」と思っていたんですね。しかし彼らにはほとんど、専業主婦のパートナーがいたんだった。深夜に帰宅してから自炊掃除洗濯する(or不可能で寝る)自分とはスタート地点が違った

衣食住の管理を家族に託してる人と、衣食住を自分で管理(場合によっては家族分も)している人が、職場でフラットな条件である訳がない。運動靴で50mを走るのと、ピンヒールでハードル付き50mを走るくらい違う。目に見える「職場での時間」は一緒でも、基本となってる土台が違う。加えて体力差もある。

私は独立して運良くお金を稼げるようになったので、彼らのように「家事に専念してくれるパートナー」を探せばよかったのかもしれない。でも主夫になりたいと表明する男性は少ない。家事代行を頼んたけど、贅沢だと言われたり、自分でやっていないことへの自責の念を抱いたりもした。なぜ自責する?

自分の中に染み込んでいた「家事が出来るのは良い彼女」「面倒な仕事を進んで引き受けることが美徳」という価値観から脱することが出来なかった。対価を支払っても、家事手伝いの人にトイレや風呂掃除をしていただく…という事実にも、モヤモヤした。「私なんか」が労働を他者に頼んでも良いのか?と。

「家事ができるのが良い彼女、妻」というイメージを何故私が強く持ってしまったのか。その原因は、当たり前に妻が夫を支えるテレビドラマや、「モテるには尽くせ」と伝えるティーン向け雑誌や、歴代の恋人たちの「家庭的な人が好き」発言、親や祖父母の世代の価値観からの刷新のなさなど、数多な所に。

私は家事が好きだし、頑張る人を渾身的に支えるのが好きだし、それに生き甲斐すら感じていた。大きな夢より小さな幸せ。けれどもその中で、殺していた感情や失っていた好機が山ほどあることに、最近やっと気がついた。私は名誉男性だったのだ。リベラルなつもりで、自身のバイアスにすら無自覚だった。

けれども家事代行は(特に米国では)埋まることのない人種間の賃金差を利用して機能していることも多々。良い面も沢山あるけれど。そもそも「自分の世話は自分たちで出来る」くらいの余裕を持ちながら、金を稼ぎつつ、ちゃんと休むのが理想なのです。長時間労働が前提の社会にNOを突きつけていくべき。

あと、専業主夫志望の男性のことを「ヒモ」だとか「女に食わせてもらってる」とか揶揄うのもマジでナンセンス。男女共に相互に呪いを解きつつ、ヘルシーな未来にしていきたいものですね。

「同僚の独身男性も同じではないのか」と沢山の声をいただきました。確かにそれだと立場は近いですよね。(生理等の身体差はありますが)

私は同世代の男性の同僚がいない(一人いたけど、すぐ辞めた)小さな職場だったゆえ、上に立つ側がほとんど既婚男性上司のみでした。そうした個人の体験談です。

Essayist 文筆家。大阪千里生まれ、アメリカのNY,NJを拠点に暮らしています。@milieu_ink で文章を書いています。note『視点』も更新中。『ここじゃない世界に行きたかった』文藝春秋より2/25販売予定。お問い合わせは▶︎ milieu.ink/media-guide/

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  2. 塩谷 舞 mai shiotani 💭
  3. 2021/02/11 16:46:29 公開
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