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「RT セックスも最初のうちは痛いこ...」、@anatatachi_ohno さんからのスレッド

RT セックスも最初のうちは痛いことが多いのではないか、女性は。だんだん「学習」して、「セックス=気持ちいい文化」も身につけて気持ち良くなるわけで。出産経験ないけど似たようなところがありそうに思う。つまり女性にとってセックスも出産も気持ちいいことではない‥‥。みもふたもないが。

酒井順子は「出産は痛そうだからしたくない」と書いていた。セックスについてもそう思っている女性はいると思う。男性も多少そうかもしれないが、脳でいろいろ補正をかけて気持ち良くなる部分が絶対にある。一方出産は、セックスのように「気持ちいいものだ」という刷り込みがない分そのまま痛いとか。

様々なテクニックを含め性愛の文化がこんなに発達したのも、女性にとってセックスが根本的には痛みとしてあるのを何とかして快楽にもっていくためだったのではないかと思う。セックスを求める男性の皆さんはそこに心血を注いできたのだなと。痛みと快楽の落差は多分女性の方が圧倒的に大きいだろう。

人類が誕生したばかりの頃、性行為は男性の「自分の子孫を残す」という本能とフィジカルな快楽に突き動かされている部分が大きくて、女性にとっては殆どレイプみたいなものだったろうし、今で言うところの異性愛はその後の「発明」だったのではないかと想像する。たぶん言語の発達が関係している。

意見を頂きつらつら思ったことなど。動物に基本的にレイプはなく発情周期があるだけだが、人間は自然から疎外されているので互いの発情タイミングが合わないことはままある。それを埋めるために、物資などと交換で性行為に至るケースが生まれた可能性。今でもよくあることですね。人類は進歩してない。

性的快楽は「プリミティブ」として、文化の影響がないかのような意見を見た。驚いた。セックスって脳を使わないのか? 苦痛を快感と書き換えることは? そりゃ器としての身体性は当然あるとして、快楽の追求のために心血を注いでさまざまなテクニックや創作を編み出してきた人々の立場がないですね。

ここで言ってきたセックスはフィジカルに挿入のことを指しているのだが、自慰行為でオーガズムを知っていてもセックスで痛いことは普通にある。初セックスで痛かった男性と女性の数は圧倒的に違うはず。単にそういう事実を言っているのであって、ここから「性嫌悪」を読み取るのは見当違いも甚だしい。

まあフェミニストは性嫌悪だとか言うのは論外として、性的快楽が文化に依存することを言っただけですぐに社会学がどうのとか言う人こそ、性について何も考えてないということだけははっきりしている。

(しかし「性的快楽なんてプリミティブな感覚まで」云々、何度読んでも吹き出しそうだわ。「プリミティブ」ねぇ‥‥)

(「社会学」や「構築主義」は今悪口として使用されているらしいが、私は社会学者ではなくジェンダー構築主義とも一定の距離を取る。そもそも最初に男女の根本的な相違について述べている点から、性差は社会的文化的要因に依るとする構築主義ではない。また性的快楽が文化に大きく影響されるのは常識)

● 細々と文筆。趣味はきものとわんこ。最近は犬短歌。
● 著書『アーティスト症候群』『アート・ヒステリー』『「女」が邪魔をする』『あなたたちはあちら、わたしはこちら』他。共著『ラッセンとは何だったのか?』他。 ● ForbesJAPANで映画コラムを月2で連載中。
● 詳しいプロフィールなどはリンク先からどうぞ↓

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  2. 大野左紀子
  3. 2021/02/20 11:59:45 公開
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