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「ムーミンの中の「顔のない子」、...」、@emotion_lab さんからのスレッド

ムーミンの中の「顔のない子」、ニンニという女の子の話は示唆的で、大学の授業でも題材にしたことがあります。
継母からつらく当たられて、姿が見えなくなってしまったニンニは、ムーミンたちと一緒に暮らせるようになっても、顔だけが見えないままでした。
そのニンニの顔が見えるようになるのは→

怒りを表現したときなのです。
安心と安全を感じられるだけではなく、身体を通してしっかりと怒りを表現できたときに、取り戻せるものがある。
それが感情の舞台とも呼ばれる「顔」だというのは、本当に示唆的で、いろんな人に知ってほしい内容だと思います。
前にも呟いたことがあるけど、もう一度。

このエピソードの中には、ニンニが助けを求めるために大きな声を出したのをきっかけに、前よりハキハキ話せるようになったのをみて、ムーミンたちが「怒ってみたらいいのかも」と提案したり、「こんなふうに怒るんだよ」と、怒ってみせてあげる場面もあります。
まるで怒りについての心理教育です😊

もう一つ、このエピソードの好きなところは、ニンニに怖い思いをさせたスティンキーを、ムーミンたちがとっちめてくれるところです。
あの場面をニンニが見ていたのかはわかりませんが、物語の最後にはニンニが再び現れたスティンキーに対し、怖がるのではなく、強い態度で境界線を引く姿があります。

ニンニに顔が戻ったとき、ムーミンは大喜びで、「きみに会えてとってもうれしいよ。もういなくなったりしないでね」と言います。
ある感情がその人の心にしっかりと感じられたときに、本当のその人が戻ってくる感じがする。
これは怒りだけでなく、悲しみなどの他の感情にも言えることです。

ムーミンのアニメの英語吹き替え版を念頭に書いたので、言葉のニュアンスや表現など少し異なるかも知れません🙇‍♀️
ただ、話の筋は大きく変わりませんので、原作へのリンクを貼っておきます。
怒りに関心を寄せてくださる方がこんなにもいてくださり、感銘を受けています。

ムーミン谷の仲間たち[新版] - ムーミン公式サイト

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シリーズ唯一の短編集。ムーミン一家をとりまく仲間たちが一話ごとに主人公になった作品が、9話おさめられている。 「ムーミン」の公式サイトでは、ムーミンのキャラクターや歴史、ムーミンの本、作者トーベ・ヤンソンについての詳しい説明や、最新のムーミンニュース、ムーミンの故郷フィンランドからの記事、グッズの情報などを掲載しています。ムーミン公式ファンクラブや公式オンラインショップ、ムーミンSPOTにつ...

moomin.co.jp

バズっていてお返事が追いつかないので、いいねのみにとどめさせていただきます🙇‍♀️
ぜひこの機会に、ニンニの物語に触れてみてください。
ただ、「攻撃してくる相手を納得させるために戦う必要はない」ということも重ねて書いておきたいです。
戦う気持ちはあくまで自分のためにもつものだと思います。

感情に関心がある臨床心理士&公認心理師です💫感情と体験、そして安心・安全な関係性を重視したカウンセリング(対面・オンライン)、スーパーヴィジョン、教育分析、各種勉強会を開催しています。EFT level1, AEDP level2 therapist🌼

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  2. shiho📜自由が丘カウンセリングオフィス
  3. 2021/05/11 17:58:40 公開
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