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「救済は、神の一方的な恩寵であり...」、@oxomckoe さんからのスレッド

救済は、神の一方的な恩寵であり功徳へご褒美ではない。こうなると神は人間と取引する存在になってしまう。ところで神は全知全能であるので、救済される人間とそうではない人間はその魂ができるはるか前からすでにご存知。つまり「予定」されている。信仰とは、この予定も含めて行われるもの。

それでも、人間は「実のところ自分は本当は救いを予定されているか」をどうしても知りたい。だいたいどういう人間が救いを予定されている可能性が高いですかね?と牧師に聞く。すると、目的合理的に自己を律して生活できている人間が救いを予定されている「可能性」が高いんじゃないかとなる。

目的合理的に自己を律して生活できている人間には、金持ちというか職業的成功者が多い。もちろん、職業的成功者が救済を予定されているかどうかは分からない。これが新世界アメリカに行くと、富が福音に変わる。健康で金持ちだということは救済を予定されている証拠のようにとらえられていく。

こうしてアメリカでは、福祉のようなシステムで弱者をケアすることは、宗教的に不道徳ということになる。それは神の意志の権限を妨害する行為。金持ちがキリスト教徒の美徳としてチャリティを行うのはかまわないが、国家が弱者を救済することは、宗教的な不道徳と考えられるようになった。

ちなみにアメリカ・プロテスタンティズムは、カルヴァン派(改革派:スイス、オランダが中心)の影響が強く、蓄財、商工業の育成を良しとした(と言われている)カルヴァンの影響が強いと考えられている。

その一方で、植民地時代のアメリカでは、コトン・マザーに代表されるようにドイツ福音派(ルターが嫌がった言葉で言うところのルター派)との交流が早い時期から行われていたので、知的世界におけるアメリカとドイツの関係は極めて深く、アメリカの大学制度はドイツの模倣となった。イギリスではなく。

誤)神の意志の権限
正)神の意志の顕現

アメリカで国民皆保険制度がないのはなぜ?と言うと、一つは起業するのに会社が保険料を上乗せしなきゃならないとなるとチャンスの国アメリカの理念が妨害されるという表面的理由はあるが、さらにその根っ子に彼らの信仰がある。問題が信仰心である以上、理屈をいくら並べても効果がない。

アメリカ合衆国建国史研究を一生やっていくのではないかと思います。リツイートさせて頂く場合、基本的に賛意、こういう意見もあるなどポジティヴな動機によります。晒し上げはしません。2017年まで北海道にいました。稚内18年、長万部9年。それ以外は札幌(予備校と北大)です。飲酒時に書いたツイートは翌日恥じて消すことがあります。

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  2. オッカム
  3. 2021/05/12 04:10:06 公開
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