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「熱海の土砂崩れ(土石流っぽい)...」、@ZF_phantom さんからのスレッド

熱海の土砂崩れ(土石流っぽい)の現場地形図。
赤線が推測の土石流の経路。
報道に出てた建物が見える。(3枚目)

始点はメガソーラー現場じゃないかとみんな指摘してる。

goo.gl/maps/3YkDGLai2…

熱海の土砂崩れ(土石流っぽい)の現場地形図。 赤線が推測の土石流の経路。 報道に出てた建物が見える。...

産廃土砂の堆積場ではないかという指摘があって、よく見たらメガソーラーと思っていた場所の下半分がその場所らしい。ダンプ等が写っている。

動画の下部に写ってるのがアスファルトだとすると、土石流の始点はメガソーラーの隣かも知れない。手前の人家があるところから奥に向かって撮影、という想定。

やはり土石流の始点はここだと思われる。

画像1:動画に写ってる階段状の地形。奥に木々。足元は舗装。
画像2:問題の地点に階段状の地形。奥に木々。手前に道路。
画像3:始点側から全体を俯瞰。

指摘をいただいたのですけど、熱海市の土砂災害ハザードマップで、今回の土石流の始点とその谷筋がノーマークだったんですって。

ハザードマップ(防災ガイドブック)/ 熱海市
city.atami.lg.jp/kurashi/bousai…

それからもう1点。なるほど、崩落現場から地下水が噴出している。

その地下水はどこから来たかというと、方角だけ見ればメガソーラーの方向から。

あと、これも指摘もらってたのですが、砂防ダム。

崩落現場から下流に辿っていっても特に砂防ダムらしき構造物はなし。設置基準まではわかりませんけど。

砂防(さぼう)ダムの役割(やくわり) | NHK for School
www2.nhk.or.jp/school/movie/c…

砂防ダム、無いかと思ったけどあった。木の中に埋もれていた。

ただ、今回は結果的には能力不足だった模様。

崩落箇所が判明。

【写真まとめ】熱海で土石流 東海・関東の大雨災害
asahi.com/articles/photo…

崩落現場を反対側から。

情報をいただきました。ありがとうございます。

だんだんわかってきた。

2005年当時だと、まだ自然の谷間だった箇所を埋めて立てるんだ。まるで土盛りのダムのように。今回、その埋立箇所の下半分が崩落した。

問題は、埋め立て前の自然の水の流れが、埋立後にどこに消えたか。地下水流となって今回の崩落の一因になったかも。

また情報をいただきました。国土地理院の土地条件図というのがあると。

ムダに3D化してみましたけど、赤丸の場所がかつて埋め立てられ、今回崩落した箇所。

地理院地図で見る
maps.gsi.go.jp/#15/35.118206/…

そうすると、こちらの方の指摘が効いてくる感じです。スレッド。

全容がほぼわかってから、改めてGoogleEarthを見るとさらにわかる。

赤で囲った箇所が埋立部分。その下半分が崩落。上側は、明確な川では無いにしても、雨が降れば水が流れる沢だった。その水流の処置を埋立部分でどうしていたか?

何もしてなければ、地下水流となって埋立部分を崩す要因になる。

80-90年代の空中撮影地図と比べると、埋立部分がわかる。そこを取り囲む道路も若干地形が変わってる。

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院 maps.gsi.go.jp/#18/35.121420/…

埋立箇所の推定。

画像1:国土地理院の地図(等高線)がちょうど80-90年代の地形と一致してるので、これと今のGoogleMapを重ね合わせ。主に、赤く塗った2箇所が埋立部分。

画像2:崩落現場。2筋の崩落。

→見事に一致。

まとめた。

「熱海で土砂崩れ」について机上現場検証 - Togetter

「熱海で土砂崩れ」について机上現場検証

「熱海で土砂崩れ」について机上現場検証

togetter.com

追加。

80-90年代の地図と、2005年頃の地図を見ても、小道の地形が違うからその当時から埋立が進んでいたことがわかる。

2005年頃と最新を見比べても、さらに小道の地形が違うから、ずっと埋立が続いていたことがわかる。

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院
maps.gsi.go.jp/#18/35.121644/…

追加2。埋立時期の絞り込み。

2005年11月だと未着手。
2012年12月だとほぼ現在の形。

その頃に施工した業者と、監督者は誰?という話になってくる。

mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.d…

追加3。水の流れ。

画像1:気のせいか知らんけど、断層があるように見える。“地下水”の噴出はその断層から。断層は、複数回の埋立の痕跡?

画像2:元々は雨が降れば尾根から谷筋に水が流れていたはず。埋立てて、その水はどこへ? 元の谷筋、あるいは埋立の断層に沿って“地下水”となった?

追加4。“地下水”噴出口の位置をちょっと間違えてた。

画像1:住民撮影の動画から。
画像2:その噴出口は赤丸の箇所。周辺状況が一致。
画像3:地下水が地表の水流と一致してるとすれば、それは岩戸山からの谷筋に沿った流れ。
画像4:水色が該当する谷筋。赤丸が埋立&崩落現場。

現時点での理解。

埋立地点は、右側が岩戸山からの谷筋、左がメガソーラーの尾根からの谷筋の合流地点。

特に、岩戸山からの谷筋の下には地下水もあった様子。

それらが合流して逢初川の源流に。

しかし、埋立で地下水流の出口を塞いだ気配。

そこに大雨で地下水流が埋立土砂を崩落させたのかも。

- 崩れた土砂の全体の量は盛り土も含めて10万立方メートル
- 崩れた斜面には開発のために山の谷間に土を盛ってできた一帯
→大部分が崩れた可能性
- 崩落した盛り土の量は少なくとも5万立方メートル

静岡 熱海の土石流 上流側の開発現場 盛り土含む斜面が崩落 | NHKニュース

静岡 熱海の土石流 上流側の開発現場 盛り土含む斜面が崩落 | NHKニュース

【NHK】今回の土石流について、静岡県が土石流の上流側を調査した結果、伊豆山地区の中心部から1キロほどの山の中で開発のために土が盛…

nhk.or.jp

「崩落した盛り土の量は少なくとも5万立方メートル」ということなのだが、ダンプの土砂の積載量は6立方メートル程度らしいので、単純計算で8,333台分。毎日20台休みなく回しても1年と2ヶ月近くかかる計算。

静岡県によるドローン空撮映像。

サムネ画像の中央やや右に地下水の噴出痕。

熱海土石流現場 道路が数十メートル寸断 静岡県がドローン撮影の全編 | FNNプライムオンライン

熱海土石流現場 道路が数十メートル寸断 静岡県がドローン撮影の全編  

静岡県熱海市で発生した土石流の現場を、静岡県がドローンで撮影し4日映像を報道陣に提供しました。現場を視察する県職員の姿から想定し、道路は数十メートルに渡って寸断され、小規模な崩落が今も続いている状況がみてとれます。約20人の安否がわかおらず、現場の下流では朝から捜索が行われています。捜索は消防や自衛隊警察など約1千人体制で午前6時から始まり海上でも捜索が行われています。県によると被害を受けた...

fnn.jp

崩落現場の勾配について。

現場付近は埋立前の地形図で平均勾配30%くらい。

道路構造令で規定されてる最大勾配は12%。
一般的なクルマの性能としては舗装路&ドライなら25%登坂が可能らしい。

それを超える勾配の地形のところに盛り土してた。

maps.gsi.go.jp/#17/35.120615/…

参考までに最大勾配30%という某所の坂。一部の自転車乗りにはヒルクライム挑戦の場所として有名らしい。

普通はこんなところに盛り土しようとは考えないと思うのだが、どういう経緯だったのやら。

goo.gl/maps/4JX5xWhkK…

もうひとつ。

画像1:埋立前の地形図で等高線を追っていくと、埋立箇所がだいたいわかる。(これは前にも書いた)

画像2:崩落現場の映像に元の等高線400mを再現してみる。すると、崩落した小道のうち元の地盤の上にある区間は残ってることがわかる。崩落したのは埋め立てた箇所。

砂防ダムの件。

画像1:これが砂防ダムだろうと見ている。崩落現場の大きさと比べると小さい。

画像2:空撮ドローンがその付近で旋回してるのだが、見当たらない。動画の40秒付近。土石流に粉砕されて流された気配。

静岡県がドローン撮影の全編
fnn.jp/articles/-/205…

崩落した盛り土はメガソーラーの尾根から切り出した現場から運んだ土では、と言ってる人がいるようだが、さすがにそれは違うでしょう。

2012年の航空写真だと埋立地はほぼ完成形(周囲の小道の形状でわかる)だが、メガソーラーの尾根は手付かず。

mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.d…

画像1:岩戸山の山頂から見下ろす。地形的には崩落現場には意外に水が流れなさそう。

画像2:メガソーラー敷地はかまぼこ形状なので、崩落地点に関係するのは上半分のさらに1/4程度。それよりは、崩落地点の上側の土地の地下水圧の上昇が出口を求めた結果、崩落を招いたと考える方が合理的。

今回の事案は埋立業者は気づいてたか知らないが、期せずして地下水を堰き止めるアースダム(土盛りダム)または土堤の堤体が大雨時に浸透破壊されて決壊したと考えた方が本質に近いかも。

河川堤防の浸透に対する照査・設計のポイント
独立行政法人土木研究所
pwri.go.jp/team/smd/pdf/s…

真相の鍵は「水」と「業者」。

《2007年に、現場の盛り土を申請した神奈川県内の不動産業者を訪ねると、建物はゴミが並べられていて廃墟のようになっています。登記簿では崩落現場の土地は現在、別の所有者にわたっています。》

盛り土で被害拡大か 鍵握る会社は“廃虚”
news24.jp/articles/2021/…

岩戸山の山頂から谷筋を辿って崩落現場を経て逢初川を海まで、の経路の断面図。

なんと、富士山のような綺麗な斜面。確かにこれでは一旦転がり落ちたら簡単には止まらない。

崩落現場は標高400m付近。

maps.gsi.go.jp/#15/35.115503/…

登場人物。

A)メガソーラー運営の都内の企業
B)Aに土地を貸している所有者(崩落部分も所有、埋立は知らなかったと)
C)2011年2月にBに土地を売った小田原市内の不動産会社

熱海土石流「メガソーラー犯人説」は本当か ネットで憶測も...業者側は反論「根拠ないと思う」

熱海土石流「メガソーラー犯人説」は本当か ネットで憶測も...業者側は反論「根拠ないと思う」

静岡県熱海市内の伊豆山地区で起った大規模な土石流について、崩落の起点近くに大規模な太陽光発電施設(メガソーラー)を作ったのが原因ではないかと、ネット上で憶測が流れている。開発で保水力が落ち、崩落につながったのではとの見方が、国会議員らからも出ている。これに対し、施設を作った業者側は、「水の流れが違い、根拠がないと思う」などと反論している。細野豪志衆院議員が関連調査を求め、川勝平太知事は検証する考え

j-cast.com

地元(伊豆山)の人はみんな知ってるし、以前から不安に思っていたと。

盛り土への不安は以前から、土地所有者「埋め立て知らなかった」|TBS NEWS
news.tbs.co.jp/newseye/tbs_ne…

小山内教授:
- この場所(崩壊箇所)は、深い谷が終わる上流端に当たる。
- いわゆる「谷頭(たにがしら)」で、地下水が集まりやすい地形。
- 元々、次に崩壊しうる場所だった。

熱海市大規模土石流 起点にあった「盛り土」が原因か?|TBS NEWS

熱海市大規模土石流 起点にあった「盛り土」が原因か?

 熱海市で3日に発生した大規模土石流。実は今回の土石流が流れた範囲はハザードマップ上の「土石流危険渓流」エリアとほぼ重なっていたことが分かりました。起点と見られる場所にあった大量の「盛り土」が原因だったのでしょうか?

news.tbs.co.jp

施工時にせめてこうしておくべきだった的な解説。

《腹付け盛土は、崩壊の危険がいっぱいです。それは、以下の2つの理由からです。
① 地山と盛土の境が一体とならない
② 湧水が盛土内に浸入しやすい 》

若年技術者のための基礎知識 土工事 盛土編
to-gisi.com/magazine/51/do…

- 2006年、開発業者から市にこの土地を「宅地造成」をしたいと相談
- しかし業者は届け出なく樹木を伐採し、搬入した土砂も産業廃棄物
- その後この土地は別の会社が買い取り熱海市の指導で植林

”盛り土”開発業者 過去には違法伐採や産廃投棄で指導 熱海土石流
fnn.jp/articles/-/205…

砂防ダム続報。

- 今回の土石流は土砂災害を防ぐために設けられていた高さ10メートル、長さ43メートルの砂防えん堤を乗り越えて、住宅地に流れ込んでいた
- 県が5日、砂防えん堤を確認したところ、上流側のスペースには土砂がいっぱいにたまった状態

www3.nhk.or.jp/news/html/2021…

崩落現場の地下水噴出口痕の周辺の映像。

地下水噴出口痕とその下に「小石」がある。盛り土した土の中に砂利っぽいのが混ざっていて、結果的にこれが上の土地の地下水圧が上昇した際に、導水路になってしまったのではないかな。

崩落現場に盛り土 静岡・熱海
youtu.be/PPwfR31iiXA

安田名誉教授:
- 火山地帯は、水が地表面だけではなく地中深い所を通る
- そういった水が出やすい所に盛り土をすると、水の出口をふさいでしまう
- 排水処理がうまくできていないと、盛り土を突き破って水が出る『パイピング現象』が起きたり、滑りやすくなる

youtu.be/n9OlWeIn00Q

そんな谷の上端を残土で埋めたか。

《井良沢教授によると、現場周辺の地質は箱根周辺の火山からの噴出物からできており、通常の地質よりも水分を通しやすく、雨が降るともろくなりやすい。》

熱海で土石流…急な斜面、水吸う地質で悪条件重なる 「土石流危険渓流」とは

熱海で土石流…急な斜面、水吸う地質で悪条件重なる 「土石流危険渓流」とは

大雨で多数の家屋が流された静岡県熱海市の現場周辺は、県が土石流の発生する恐れのある「土石流危険渓流」に指定していた。斜面が急で地質も水を含みやすく、大雨が降れば…

sankeibiz.jp

めんどくさそうな話が登場。

確かに、熱海市議会「熱海市 平成19年  建設公営企業委員会 08月07日-06号」でそういう議論がなされている。

「伊豆山地区の七尾団地奥にある広大な山林地」「小田原の会社」条件が一致。

ssp.kaigiroku.net/tenant/atami/M…

関係者の動画を見てておぞましいことを知ってしまった。

画像1:正面奥に元の地盤が見えている。手前の赤は盛り土、黒は廃棄物。つまり、見えてる土のほぼ全部が埋立て。

画像2:位置関係。今も崩壊中。

2021年7月6日 熱海市伊豆山 崩壊地再調査。
youtu.be/E_4mvaT6NAA

↑の関係者の説明を元に、崩落現場の地下水噴出口痕の周辺をより詳細に観察。

どうやら元の地盤の地表面付近(その上に盛り土がある)を流れてきた水が噴出した感じではないかな。

その下の礫(小石)は元の地表面にあったのが水と一緒に噴出したか?

超精密埋立区域推測図。

報道+関係者の説明+等高線+植生からの推測。

ついでに、等高線からみた地表面の水流も。とはいえ、今回の主役は地下の浸透水っぽいけど。

人がちまちま推測図描いてたら、国土地理院が航空レーザー測量などというハイテクを使って同じ資料出してきてたそうなので貼っておきますね。

画像2、3のA-B、C-Dの位置は画像4参照。画像1は別資料から。

gsi.go.jp/BOUSAI/R3_0701…

国土地理院に逢初川の集水域についての情報があったので、これを応用して崩落現場への集水域を描いてみた。

その崩落現場への集水域のうち、標高400mの線より上のエリアにおけるメガソーラー敷地が占める割合は、ざっと12%くらいじゃないですかね。

植生とか無視した単純な面積比ですけど。

崩落現場の隣のメガソーラー敷地に排水溝が設置されているのではないかとの指摘をいただきました。ありがとうございます。

画像1:G地図とY!地図を重ねて位置を確認。それは歩道の外側にある。
画像2:空撮映像で確認。確かにある。
画像3:敷地の勾配は25%。

- 自身が土木技術者、修士論文は『降雨時の斜面安定の不確実性について』
- 技術者の個人的見解として、この工法は不適切
- 元の計画よりもおよそ1.5倍の盛り土が行われた可能性
- 高さや段の積み方も申請時の計画とは違う

盛り土「工法は不適切」静岡・副知事が会見

盛り土「工法は不適切」静岡・副知事が会見|日テレNEWS24

熱海市の土石流災害では、発生から5日目となった7日も、25人の方の安否がわかっていません。そんな中、盛り土があった場所が崩落したことについて、難波副知事が会見。自身の見解を述べました。注目したのは、「盛り土の量」です。

news24.jp

崩落現場の隣のメガソーラー。

これは明らかに割れてますね。排水溝とはまた別。保守用の簡易舗装が割れた感じですかね。

歩道亀裂区間の机上現場確認。

景色としてみれば、その付近は斜度がきつそうな感じだし、植生もなさそうですからね。

斜面の土砂流出→簡易舗装の下の空洞化→舗装に亀裂、みたいなことが起きたんですかね。

念の為書いておくと、メガソーラー敷地のGoogleMapで見られる黒い線(上のツイートのGoogleEarthでも見られる)が簡易舗装の外側であることは確認済み。

画像1の上端の丁字路と下端の建物で位置合わせして、GoogleMapとY!地図(太陽光パネル設置済み)を重ね合わせて確認。

メガソーラーの歩道の「亀裂」は、「豪雨時に表流水により侵食されたガリ(溝)」との指摘があるそうです。

指摘したのは、現地調査に行ったという地質学者の塩坂邦雄氏。

FB見られる人はリンクを辿ってください。

メガソーラーの「排水溝」に見えたモノはさらなる検証の結果、排水溝でないと判定します。

1)大半の電柱が“排水溝”を塞ぐように立ってる
2)“排水溝”の蓋がグニャグニャしてる
3)“排水溝”の蓋が小石が落ちない程度には塞がってる
4)青い蓋の機器から下に配線が降りてる

ケーブル保護用かな。

亀裂か溝かの話はさておき…より重要なのは赤線の箇所。

つまり、崩壊現場への集水域が変わってる、と指摘しているような感じです。

報告を待つことにしましょう。

見つけちゃったので貼っておきます。w

メガソーラー敷地の電柱の隣に並んでる青い蓋の箱。

SMAジャパンロングセラー製品:産業用向け三相パワーコンディショナ 25kW | SMA Solar
sma-japan.com/products/solar…

余談ですけど、青い蓋の箱の取説から。

箱の配下に太陽光パネルが複数ぶら下がる。その配線が“排水溝”と思ったグレーの溝を介して繋がってるはず。

その他にブレーカーその他が電柱の下部に、変圧器が電柱の上にある。

これでだいたい配線はわかった。

現地調査された方の画像。

大雨の流水で歩道がえぐられた溝。

右側は、正体不明ながら雨水が法面に流れ込むことを防止する土嚢的な何かでしょうか。

その関係で歩道上を流れる水量が多くなり、えぐられた?

画像1:崩落地の全景。赤丸は、埋立区域だがまだ崩落してなくて、さらなる崩落が危惧される箇所。
画像2:メガソーラーの一段下で、ここも崩落した?と言われてる箇所。

地理院地図で見る(7/6撮影)
maps.gsi.go.jp/#14/35.124788/…

メガソーラー敷地が、保安林を違法伐採してませんか、という指摘。

《保安林では、それぞれの目的に沿った森林の機能を確保するため、立木の伐採や土地の形質の変更等が規制されます。》

静岡県森林情報共有システム: Map
fgis.pref.shizuoka.jp/Map/index

崩落時点(3日10時と設定)までの現場周辺の72時間雨量が100年に一度レベルの大雨だったというデータ。

令和3年7月1日からの大雨(熱海市伊豆山土砂災害)
xview.bosai.go.jp/view/index.htm…

わかっちゃった。

画像1:等高線による理論上の分水嶺。崩落地にはそれほど雨水は流れ込まないはず。
画像2:問題の地点。道路を駆け下った雨水が分水嶺を乗り越える。薄い植生がその痕跡か。
画像3:その問題の地点。
画像4:岩戸山山頂方向からの俯瞰。雨水の一部が右折して崩落地へ。

あの道路が分水嶺突破の手助けしてるせいで、岩戸山の山頂から見るとこれくらいの範囲の雨水が(全量ではないにしても)崩落地に流れ込み得る状態になっていた。(と思われる)

これは崩落現場への本来の集水域の外ね。

これは…一部でソーラー敷地の一段下が南側に崩落か?と言われていた箇所は実は谷埋めした盛土でしたか。

右側の下向き矢印の箇所。

上のツイートの ysuzuki 様作成の図(10cm解像度標高データ)をお借りして、道路を駆け下った雨水が崩落地に流れ込んだかもしれないルート。

ysuzuki.la.coocan.jp/baggage/izusan…

(改版)もっと左(北側)に広かった。

あの道路が分水嶺突破の手助けしてるせいで、岩戸山の山頂から見るとこれくらいの範囲の雨水が(全量ではないにしても)崩落地に流れ込み得る状態になっていた。(と思われる)

これは崩落現場への本来の集水域の外。

見落としてたのは、この石積み。これは一体なんなの?

これが堤防になって、問題の道路に雨水を流し込むような構造ではないか。

山頂から見てたら、これを見逃してて、左手に流れていくものと思ってしまっていた。

ysuzuki 様作成の図(10cm解像度標高データ)で、崩落地への想定集水域を描いてみた。

あの変な石積みと道路のせいで、これだけの範囲の雨水が崩落現場の上部に流れ込む気配。

さっきは全量が崩落地に流れ込むわけではないと書いたが、この構造だとほぼ全量が流れ込むかも。(唖然)

🔺の場所って、道路を駆け下った雨水が作った扇状地を形成しちゃってる。

《扇状地(せんじょうち、英語: alluvial fan)とは、河成堆積低地の小地形の一種であり、山地を流れる河川が運搬した砂礫が、谷口を頂点として扇状に堆積した地形である。》

扇状地
w.wiki/3Qm5

さっき、「あの変な石積みと道路のせいで」と書いたが、実は話が逆で、既存の住宅地を岩戸山からの雨水による水害から守るために意図的に崩落地を経由して、逢初川に流し込むための構造になってるように見える。(砂防堤の機能もあるかも)

だったら、ちゃんと水路作っておけばよかったのにねぇ。

問題の石積みの空撮画像を見せろと言ってる人がいるらしいので貼っておきますね。

これ巧妙に設計してある。全ては住宅地を水害から守るため。

画像1:2005年、豪雨時は濁流が住宅地を襲う。
画像2:2012年、ほぼ完成形に近い。
画像3:2012年の拡大。石積み堤防もほぼ完成形、扇状地も造成中に見える。
画像4:2017年、完成形。豪雨時は逢初川に雨水を流し込んで住宅地を守る。

これは…どなたが設計したかは知らんけども、ちょっと気の毒だな。この人は、この画像に見えてる住宅地を水害から守るためにこの設計をしたのだと思う。

ただ、どこが狂ったのか。雨量なのか、水が染み込む地質なのか、埋立工事のずさんさか、結果的に下流域に被害を出した。

“石積み堤防”の正体を教えていただきました。造成中に放棄された宅地だそうです。

ただ、道路が宅地より一段低く造成してあるので、雨水の流出方向は想定通りですね。

宅地として分譲してしまえば“堤防”の建設費は不要、という一石二鳥の計画だったように見えます。

もうひとつ気になってることがある。

豪雨時に雨水が道路を駆け下ってきて扇状地を経て谷間に向かうと、そこに構造物がある。これコンクリート枡じゃないの? そこから埋立地の下を通して配管されてれば完璧。逆に詰まると、地下水圧の上昇原因になる。

そういえば、崩落現場に管が。出口埋めたか?

専門家の方が現地調査されたレポートが既に出ていると教えていただきました。

自分が言及した範囲について引用させていただきます。

1)噴出した“地下水”は水道だった。下に転がってたのは水道管。

2)崩落箇所で断層に見えたのは、新道と旧道。水道管は旧道のすぐ下。

そうすると、例のコンクリートっぽい構造物の正体がわかった。七尾調圧槽(標高410m、300m3)だ。
ここには、メガソーラー南の伊豆山ポンプ場から圧送されてきて、七尾第2配水池に送られる。そこが崩落で断絶したものと思われる。それで地域一帯で断水してる。
“地下水噴出”は調圧槽の容量分。

それから、例の「石積み堤防宅地」は、用途地域・市街化調整区域の範囲外だった。

範囲外の方が法的な縛りは緩いようだが、その辺の法的な言及はしません。

静岡県地理情報システム
gis.pref.shizuoka.jp/?z=16&ll=35.12…

FBにコメント出してた地質学者の塩坂邦雄さん。

《造成で尾根が削られたことによって雨水の流れ込む範囲(集水域)が変化、盛り土側に雨水が流入した結果、土石流を誘発したと分析》

熱海土石流 造成が誘発した人為的な「河川争奪」地質学者が指摘 | 毎日新聞

熱海土石流 造成が誘発した人為的な「河川争奪」地質学者が指摘

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区で起きた土石流で、現地調査に基づき「人災だ」と見解を公表した地質学者の塩坂邦雄さん(76)は9日、県庁での記者会見で、造成で尾根が削られたことによって雨水の流れ込む範囲(集水域)が変化、盛り土側に雨水が流入した結果、土石流を誘発したと分析した。【山田英之】

mainichi.jp

その説明場面の画像見ると、例の問題のカーブから本来の分水嶺を超えて崩落地側に雨水が流入してる、という矢印が書いてある。

《鳴沢川の集水域約20万平方メートルに降った雨も、盛り土側に流れ込んだと分析》

私が書いた図だと20万m2より広いけど、だいたいそんなもんでしょう。

塩坂邦雄さんが説明に用いてる図は、にゃんこそばさんのに似てるので、引用させていただきますね。

例の道路自体が河川ネットワークの一部を形成しているということでしょうか。

こっちの記事だと副知事(土木の専門家)は違うと言ってるのね。

塩坂氏「宅地開発業者が意図的に水の流れを変えたのか、そうでないかは分からない」

難波副知事「そんなに広い地域の水が集まっていれば大洪水になっているはずだ」

盛り土崩落、宅地開発影響か

盛り土崩落、宅地開発影響か 現地調査の地質学者―熱海土石流:時事ドットコム

静岡県熱海市伊豆山地区の土石流災害で、現地調査した地質学者の塩坂邦雄氏が9日、県庁で記者会見し、盛り土が崩落したのは、周辺の宅地開発で尾根が削られて水の流れが変わり、従来の範囲よりも広い地域から大量の雨水が盛り土一帯に流れ込んだためとの見方を示した。 塩坂氏は「宅地開発業者が意図的に水の流れを変えたのか、そうでないかは分からない」と述べた。 塩坂氏は土石流発生後にドローンなどで現地を調査した...

jiji.com

例の構造物が水道の調圧槽だとわかれば、熱海市議会での議論の内容もわかる。画像2の赤矢印の場所が崩れて調圧槽が埋まったと言ってるわけだ。

熱海市 平成19年  建設公営企業委員会 08月07日-06号
ssp.kaigiroku.net/tenant/atami/M…

1983年の航空写真見てたら、もう七尾調圧槽が写ってる。後に埋め立てられることになる赤丸崩落地点の北側の道路は、この調圧槽のメンテナンス用に開通したものっぽい。

メガソーラー尾根に至る道も既にある。

2004年以降に撮影された(詳細時期不明)に、現場工事中の写真があったので貼っておきます。

1)全景
2)埋立地で作業中。重機も写ってる。谷底に砂防堤っぽい構造物。
3)石積堤防宅地。造成するそばから崩落(雨?)の痕跡。

簡易空中写真(2004年~)|国土地理院
maps.gsi.go.jp/#17/35.123414/…

崩落地点への集水域。

1)等高線から見た本来の集水域。約4万m2
2)石積堤防と道路のせいで崩落地点に追加で流れ込む(と思われる)集水域。約29万m2
3)地形図で見た集水域。

(集大成)
熱海市の大規模土石流の起点となった逢初川最上流部の盛り土崩壊現場に、付近の宅地造成によって本来の集水域の外から雨水が流れ込んだと見られる件について、メカニズムを1ツイートで説明。

1)変更された集水域
2)問題の石積堤防宅地
3)分水嶺突破の現場
4)分水嶺突破の俯瞰

地質学者の塩坂さんの見解。

《記事本文:…付近に造成された道路から雨水が断続的に流れ込み、大量の水を含んで崩壊に至った可能性…。人為的な流域変更で、盛り土周辺に向けて雨水が集まる面積は約6倍に広がっていたとみられる。》

熱海の現場を、2011年ぐらいまで工事担当した元社員の告白だそうです。

「認可何かはどうにでもなる」 「金をどうにか作りたいんだったらまず道路と側溝を作れ」新幹線ビルディング元社員告白 - 「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

「認可何かはどうにでもなる」 「金をどうにか作りたいんだったらまず道路と側溝を作れ」新幹線ビルディング元社員告白 - 「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

熱海・伊豆山の大土石流の現場を、2011年ぐらいまで工事を担当した経験のある、「新幹線ビルディング」の元社員が僕の単独取材に応じていただきました。話の内容から、この方が嘘をついてる可能性はかなり低いと思います。ただ、ご本人の記憶が間違ってる可能性は少しはありますし、内部の何人もの方の取材ができている状態ではありませんので、完全な裏付け確認ができてるとは言いません。しかし、他の複数取材の情報な...

blog.goo.ne.jp

すごい。

《道路と側溝ができれば、開発を何かしている工事になってくるという考えで、そうすると宅地開発などの名目がいろいろ立ってきて、どこかから資金が引っ張れる。》

《道を作る時に、図面が先にあるわけではなくて、こういう感じがいいんじゃないかみたいな感じで現場で緩く決めて行って…》

小山先生の地形判読図。

扇状地の南側も盛り土ですか。崩落現場と扇状地を結ぶ重機のショートカットルートが本来の尾根であり、分水嶺ですね。

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  2. ZF ⚡
  3. 2021/07/03 17:27:56 公開
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